サザンオールスターズが大みそかに年越し無観客ライブを配信することが２６日、分かった。６月２５日のデビュー記念日に行った初の無観客配信ライブでは、約５０万人を魅了。コロナ禍の日本に笑顔を届けたあの感動を再び提供する桑田佳祐（６４）は、「ライブは永遠に不滅です！！」と巨人・長嶋茂雄終身名誉監督（８４）の名言を引用して、ユーモラスに宣言した。
寒風吹きすさぶ日本の師走に、サザンが再び熱風を吹き込む！ ６月の無観客ライブの興奮冷めやらぬ中、年終わりに再びオンライン公演を配信。重く沈んだ２０２０年を吹き飛ばす。
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タイトルは「ほぼほぼ年越しライブ２０２０『Ｋｅｅｐ Ｓｍｉｌｉ’ｎ～皆さん、お疲れ様でした！！嵐を呼ぶマンピー！！～』」で、６月２５日の４２回目のデビュー記念日に行った「Ｋｅｅｐ－皆さん、ありがとうございます！！」の続編。「今年は大変な年になってしまいましたが、こんな１年だったからこそ、新しい年は皆様と一緒に迎えたい！！」という桑田の熱い思いから、２度目の無観客ライブが実現した。
時世を鑑み、生ではなく録画を配信する“ほぼほぼ年越しライブ”となるが、サザンの年越し公演は１４年以来６年ぶり。時間は午後１０時から約２時間半になる見込み。桑田と女性ダンサーの激しい絡みがお約束だが、前回同様にソーシャルディスタンスによって制約が予想されるも、無観客ならではの広い会場を桑田が暴れまわる活気あるステージとなりそうだ。
吉報はこれだけではない。８月に右肩腱板断裂の大けがを負い、リハビリに専念していたドラムの松田弘（６４）が復帰することが決定。また、１８、１９年と続き、今年はコロナ禍で開催されなかった「茅ヶ崎サザン芸術花火」が、今回のライブのためだけにスペシャル版として行うことも決まった。公演終盤に疫病退散と無病息災を祈念し、新型コロナウイルスと戦い続ける人々へ感謝の思いを込めた花火を全国各地で打ち上げる。
桑田は「本来であれば皆様と直接お会いして、年越しライブを行いところではありますが、もうしばらくのガマン！！」と堪え、最高のパフォーマンスを約束。「我々も皆様と共にサザンのライブを見ながら年越しをするという初体験です！！」と胸を躍らせ、「ミスター長嶋の言葉を借りて、ここに宣言いたします。ライブは永遠に不滅です！！（意外と普通か…）」と“桑田節”でスマイルの嵐を呼ぶことを誓った。
★チケット
２７日からオフィシャルファンクラブ会員限定で先行販売がスタート。購入者には後日、ライブ参加記念となるオリジナル特典がプレゼントされる。価格は税込み４５００円（別途配信メディアごとに手数料）。詳細は特設サイト（ｈｔｔｐ／／ｓｐｅｃｉａｌ．ｓｏｕｔｈｅｒｎａｌｌｓｔａｒｓ．ｊｐ／２０２０ｌｉｖｅ１２３１／）まで。ほかの配信メディアでは、１２月８日から一般販売を予定。詳細は後日発表する。
★長嶋茂雄の引退セレモニーＶＴＲ
１９７４年１０月１４日の中日戦（後楽園、ダブルヘッダー）後に引退セレモニーが開かれ、長嶋があいさつ。「昭和３３年、栄光の巨人軍に入団以来、今日まで１７年間、巨人、ならびに長嶋茂雄のために、絶大なるご支援をいただきまして、まことにありがとうございました」で始まり「わが巨人軍は永久に不滅です」の歴史的名せりふを残した。