大みそか、コロナ影響で終夜運転取りやめ　関西私鉄各社

　関西地方を走る阪急、京阪、南海、阪神の大手私鉄各社は２７日、今年の大みそかから来年の元旦にかけての列車の終夜運転を取りやめると発表した。例年行っていたが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、神社や寺の参拝客の減少が見込まれることなどを考慮した。
　阪急は終電時間を元旦の午前２時ごろまで延長し、約３０分間隔で計６３本の臨時列車を運行する。例年は約３０分間隔で始発まで運転していた。南海は、上りは午前１時５８分発の羽倉崎発難波行き、下りは午前２時発の難波発羽倉崎行きまで終電時間を延長する。

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　阪神は、上りは午前１時３分発の高速神戸発尼崎行き、下りは午前１時４分発の大阪梅田発御影行きがそれぞれ最終列車となる。京阪は、運転時間の延長はしない。