スポーツ部門賞（国内）で、桐山弘太記者が撮影した「ディーン元気すぎ」が受賞。東京五輪の延期決定後、国立競技場での陸上競技会で男子やり投げのディーン元気選手が逆転優勝し、歓喜のあまり自らのユニホームを引きちぎる瞬間をとらえた。
企画部門（国内）では鈴木健児、寺河内美奈、納冨康、桐山弘太、川口良介の５記者が１９６４年の東京大会で活躍した選手らを撮影した「あのとき私は『東京五輪戦士からのメッセージ』」が。文化芸能部門では宮崎瑞穂、三尾郁恵の両記者がコロナ感染対策を徹底して開催された「日本高校ダンス部選手権」での、高校生らのあふれる情熱を表現した「踊りたかった！」が、それぞれ奨励賞を受賞した。
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協会賞は朝日新聞の「２０２０年 米社会分断の果て」に決まった。
受賞作品を含む約３００点の報道写真は、１２月１６～２４日に日本橋三越本店（東京都中央区）、同２６～来年１月３日まで（元日は除く）静岡伊勢丹（静岡市）で展示される。入場無料。