その他の写真(1/2枚)
吉本新喜劇で二枚目役として人気を集め、大阪市議会議長も務めた船場太郎(せんば・たろう、本名・松原昌平=まつばら・しょうへい)さんが27日、死去した。81歳だった。市議を6期24年務め、大阪への五輪招致などに尽力。葬儀・告別式は近親者らで行う。
間寛平(71)「昨年の5月21日、木村進さんのお通夜で一緒になった時に『からだ気いつけてな!』っと声をかけてくださり、お元気なお顔を見られて安心していたのに、驚いてます。吉本新喜劇では二枚目の役者で、自分が新喜劇に入った時は本当にかわいがってくれはりました。もうお会いできないと思うとすごく残念です」
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
池乃めだか(77)「新喜劇の出番で一緒だったころ、よく船場兄さんが楽屋で『一緒に囲碁やろう』と声を掛けてくれました。当時囲碁を好んでする人が他に居なかったので嬉しかったこと、懐かしい思い出としてよく覚えています。こんな知らせを聞くのは寂しいです」
島田一の介(70)「船場太郎さんには何度も飲みに連れて行ってもらいましたし、新喜劇としての芝居のアドバイスをいただき、今の自分の肥やしになっている。本当に感謝しています。もっと長生きして欲しかったな。ご冥福をお祈りします」
内場勝則(60)「入ったばかりの頃に船場太郎兄さんにもとてもお世話になりました。新喜劇と言う動物園の様な強者たちの中で、二枚目で浪花のアランドロンと言われた端正な顔立ちの方の笑いの取り方など、沢山のヒントをいただきました。新喜劇の歴史を築かれた方がまた一人亡くなられました。この時期と言うのがまた寂しいです」