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関西の新聞・通信社、テレビ局など７５社が加盟する関西写真記者協会は３０日、優れた報道写真と映像に贈る今年度の協会賞、各部門賞を発表し、産経新聞大阪本社は３部門で受賞した。
サンケイスポーツは、スポーツ部門で阪神の近本光司選手が死球を受ける瞬間をとらえた「剛球キャッチ！」（水島啓輔記者）、スポーツ組み部門でサッカーＪリーグでマスク姿で応援するサポーターの姿や、大相撲春場所のパノラマ写真などで構成した「コロナ禍、待ちわびる観客」（門井聡、水島啓輔、山田喜貴記者）が、それぞれ銀賞を受賞した。
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産経新聞は、新型コロナウイルスの影響で、男性が介護老人保健施設に入居している妻と窓越しに面会している風景を写し取った「ガラス越しの笑顔」（彦野公太朗記者）がニュース部門で金賞を受賞した。
協会賞は新聞・通信の部が「赤ちゃん守る透明の盾」（毎日新聞社）。テレビ・ニュース映画の部が「＜桜ストーリー＞ 舟屋の里の一本桜」（関西テレビ放送）。
例年開催していた受賞作品などを展示する「報道展」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止する。