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７月１８日に急死した俳優、三浦春馬さん（享年３０）の最後の主演映画「天外者（てんがらもん）」（１２月１１日公開）の完成イベントが３０日、東京都内で行われた。
春馬さん扮する薩摩藩士で実業家、五代友厚が主人公で、幕末を舞台に新たな時代を切り開く姿を描く。春馬さんと親交のあった坂本龍馬役の三浦翔平（３２）は「彼の熱量、必死に生きた五代友厚という役柄の熱量を目に焼き付けて帰ってほしい」と力を込めた。
友厚の妻を演じた女優、蓮佛美沙子（２９）は春馬さんと高校時代の同級生で、「春馬君が『れんちゃん、この役やってくれない？』と声をかけてきてくれた。現場でも、教室にいるようにしゃべってました」と目を潤ませた。
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田中光敏監督は「大人の男性の魅力があり、美しく、芯を持っている。主演の三浦春馬はここで素晴らしく最高の芝居をしている」と絶賛した。