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人気漫画「ドカベン」や「あぶさん」など野球を題材にした作品で知られる漫画家の水島新司さん（８１）が１日付で引退すると同日、所属事務所が発表した。今後は新作の発表は行わない。１９５８年にデビューし、「野球狂の詩」で講談社出版文化賞、「男どアホウ甲子園」「あぶさん」などで小学館漫画賞を受賞。２００５年に紫綬褒章、１４年には旭日小綬章を受けた。野球人気を、漫画で後押ししてきた。
コロナ禍で野球界にとっても激動のシーズンとなった２０２０年の師走。「ドカベン」や「あぶさん」など野球を題材にした作品を残した水島新司さんの引退を、所属事務所が発表した。
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「今日まで６３年間頑張って参りましたが、本日を以（も）って引退することに決めました。これからの漫画界、野球界の発展を心よりお祈り申し上げます」と水島さんはコメント。所属事務所は引退の詳しい理由などは明らかにしていない。
新潟市出身の水島さんは１９５８年にデビュー。７２年から「週刊少年チャンピオン」（秋田書店）で連載された「ドカベン」や「ビッグコミックオリジナル」（小学館）に掲載の「あぶさん」のほか、「野球狂の詩」「男どアホウ甲子園」など、次々と野球漫画の名作を発表した。
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