シンガー・ソングライター、さだまさし（６８）の全国ツアー「存在理由～Raison d’être ～さだまさしコンサートツアー２０２０」が来年２月２８日午後１０時からＣＳのフジテレビＴＷＯドラマ・アニメ／ＴＷＯｓｍａｒｔで独占放送・配信される。
今年９月から行われている毎年恒例のツアーから１２月２日に開かれる東京国際フォーラム ホールＡ公演の模様を届ける。
１９７３年にフォークデュオ、グレープとしてデビューしてから４７年。「関白宣言」「北の国から」「精霊流し」など多くのヒット曲を生み出してきた。
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通算４４５０回を超えるコンサートの一方で、小説家としても「解夏」「風に立つライオン」などを発表。２０１５年には基金を設立し、さまざまな助成事業や被災地支援事業などを行っている。
今年は約２年ぶりとなるコンサートと同名オリジナルアルバム（通算４６作品目）を出し、１０月には３０年ぶりのセルフカバーとなった配信限定シングル「奇跡２０２１」もリリース。“言葉の魔術師”が紡ぐ、深く心に沁みわたる詞は多くのファンを癒し続けている。
ツアーは来年２月まで全４４公演。東京国際フォーラムでの２ｄａｙｓはちょうど折り返し地点コンサートとなる。
さだは「『音楽を止めるな！』を合い言葉に、ガイドラインに沿った形で採算度外視のコンサートをスタートさせたのは９月１日。ある意味、命がけで来てくださったお客様のために心を尽くした。演奏時間も可能な限り短縮し、ことにトークを削り（笑）、心を込めて“音楽が消えた７カ月の空白”を埋めるために精一杯のコンサートを行っている」とコロナ禍におけるツアーへの熱い思いを語る。
そんな音楽という“レゾンデートル”が高まる中、「もう二度と味わいたくないほど辛い思いをした今年をお客さまと一緒に乗り切るべく、決心。信頼の絆を守りたい。きっと何かが伝わると信じている。どうぞご自宅でもゆっくりと音楽会をお楽しみください」とメッセージを寄せた。