くら寿司、上場後初の赤字 「鬼滅」イベント追い風も米国不振

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くら寿司、上場後初の赤字 「鬼滅」イベント追い風も米国不振
 回転ずし大手のくら寿司が2日発表した2020年10月期連結決算は、純損益が2億円の赤字(前期は37億円の黒字)に転落し、01年の上場以来初の赤字となった。人気アニメ「鬼滅の刃」のグッズが当たるイベントが人気で、国内事業の売上高は過去最高を記録したが、新型コロナウイルスの影響を大きく受けた米国事業の不振を補いきれなかった。
 連結売上高は前期比0・2%減の1358億円と、ほぼ前期並みを確保した。国内の既存店売上高は、鬼滅の刃の新たなイベントを始めた9月は前年同月比7・9%増に、飲食業界に対する政府の支援策「Go To イート」が始まった10月は26・1%増になった。

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 米国事業は、新型コロナで臨時休業したことや営業再開後も客席数を制限したことで苦戦した。
 大阪市で記者会見した岡本浩之執行役員は「不透明な状況が続くが、感染対策を徹底した店舗を拡大することで集客を図りたい」と述べた。
 21年10月期の業績予想は「合理的な判断が困難だ」として未定とした。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) くら寿司、上場後初の赤字 「鬼滅」イベント追い風も米国不振