多目的トイレなどを使った不倫騒動で６月から活動を自粛していたお笑いコンビ、アンジャッシュの渡部建（４８）が３日、東京都内で会見を開き、終始神妙な表情で「深く深くおわびしたい」と謝罪した。週刊文春の報道による不倫発覚で自粛して以来、１７６日ぶりとなる公の場。報道陣からは不倫の経緯や妻で女優、佐々木希（３２）との話し合いなどについて、矢継ぎ早の質問が続いた。
会見場に現れた渡部は、黒のスーツに黒のネクタイ、コロナ禍とあって飛沫（ひまつ）防止のマウスシールド姿。報道陣から無数のフラッシュを浴びて、直立不動で口を開いた。
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「大変軽率な行動により、多くの関係者の皆さまにご迷惑をかけ、多くの視聴者の皆さまに大変不快な思いをさせて、心より深くおわび申し上げます」と謝罪。続けて「本当に申し訳ありませんでした」と１０秒以上、「騒動後の会見がこのように遅くなったこと、（多目的トイレという）不適切な場所で不貞行為をしたことを深く深くおわび申し上げます」と５秒以上、頭を下げた。
コロナ禍とあって、透明な２枚のビニールシート板にはさまれる形で行われた会見。マスクとフェイスシールドをしたテレビの女性リポーター陣の質問に、渡部は「バカなことをした。妻にも誠心誠意、謝罪したが、申し訳ないことをした」「自己中心的な考えだった」「不徳の致すところです」という言葉を連呼。「どこかで（不倫が）バレないんじゃないかと思っていた」と涙目でため息まじりに述懐。騒動後、セックス依存症を疑い精神科を受診したが「そうではなかった」とも告白した。相方の児嶋一哉（４８）に対しても「申し訳ない」とわびた。
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