多目的トイレなどを使った不倫騒動で6月から活動を自粛していたお笑いコンビ、アンジャッシュの渡部建(48)が3日、東京都内で謝罪会見を開き、苦渋に満ちた涙目で「深く深くおわびしたい」と頭を下げた。報道陣からは不倫の経緯に加え、テレビ番組での復帰報道について集中砲火を浴びるも、はぐらかすばかり。約100分に及んだ会見は終始しどろもどろで、「復帰は未定」と絞り出すように答えた。
渡部は会見に臨むにあたり、妻で女優、佐々木希(32)から「とにかく誠心誠意、謝罪すべきだ」と言って送り出されたことを吐露した。
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自身の不貞行為について佐々木の反応を聞かれた際には「どれだけ謝罪しても『分かりました』は当然ない」と完全に許しを得たわけではないことを告白。離婚を回避したのかという質問に対しても「謝ったことで『離婚はない』ということではない。これからの僕自身の行動、生き方で信頼を回復してほしいと言われた」と“執行猶予”期間であることを強調。
続けて「何十年後かに振り返って、この事件があってよかったんじゃないのと言ってもらえるような人生を目指していきたい」と、夫婦で誓いを立てた言葉も明かした。
計り知れない精神的苦痛を受けながらも、夫を支え続けた妻には「どこへ行っても好奇の目で見られるのに、笑顔で現場で気丈にふるまっていると聞き…これだけ素敵な妻を傷つけてしまった」と言って、涙も見せた。
自身も精神的に追い詰められて7、8キロ痩せたことを告白。精神科に通院していたことも吐露し、「総合的にカウンセリングをしていただきました。その結果、(セックス)依存症ではなかった。何の説得力もありませんが、そういう診断ではなかった」と、不貞行為そのものについての治療が必要なのではなく、自分自身の意思の問題であったことも明かした。