中村福助、７年８カ月ぶり国立劇場「１２月歌舞伎公演」第２部「鶴亀」女帝役で出演

　歌舞伎俳優、中村福助（６０）が３日、東京・隼町の国立劇場で開幕した「１２月歌舞伎公演」（２６日まで）の第２部「鶴亀」に女帝役で出演した。
　２０１３年１１月に脳内出血で倒れた福助が、同劇場に立つのは７年８カ月ぶり。椅子に座った福助は、左手に持ったうちわをしなやかに動かし、表情豊かな演技を披露。最後はおいで鶴役の中村福之助（２３）に手を添えられて立ち上がると、福之助の弟で亀役、中村歌之助（１９）と３人で見えを切り大きな拍手を浴びた。
　福助は１８年９月に舞台復帰。今年３月以降のコロナ禍後、初の舞台となった。

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