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社会現象を巻き起こした吾峠呼世晴さん作の人気漫画「鬼滅の刃」の最終巻となる23巻が4日、発売日を迎えた。版元の集英社によると、23巻は初版395万部を発行し、1巻からの累計発行部数(電子版を含む)が1億2000万部を突破した。
漫画誌「週刊少年ジャンプ」での連載は5月に完結。23巻には、吾峠さんが描いた未公開シーン14ページ分などが収録され、注目を集めている。吾峠さんは最終巻で、読者に感謝の言葉を寄せた。
3000冊以上を準備した東京都渋谷区の「SHIBUYA TSUTAYA」では、開店前から30人ほどが並び、平積みの棚に脇目も振らず向かった。登場人物のフィギュア付きの特別版を買った都内の男性会社員(46)は「5歳の娘のためにコンビニを14軒回ったがなかった。(主人公の)敵もそれぞれバックグラウンドを持っていて、家族愛も描かれている。ただの勧善懲悪の物語でないのが魅力」と話した。千代田区の大型書店「丸善丸の内本店」では、開店前からスーツ姿のサラリーマンら70人以上が並び、開店と同時に売り場に長い列ができた。
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