法案は大麻を規制物質から除外し、生産や流通、所持の刑事罰を撤廃する内容。大麻を巡る犯罪歴を取り消し、製品に5%の税金を課して薬物対策の基金に充てることが盛り込まれている。
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米メディアによると、36州で大麻の医療使用が認められ、15州では嗜好品として使うことも合法化されている。このほかに5州では11月の大統領選と同時実施された大麻合法化の是非を問う住民投票で賛成が多数を占めた。
今年の大統領選の民主党候補選びでは、サンダース上院議員らプログレッシブ(進歩派)が大麻合法化を政策に掲げた。大麻所持に人種差は少ないにもかかわらず、摘発される黒人や中南米系が白人に比べて格段に多く、人種差別解消のためにも合法化が必要と主張していた。(共同)