【ヒューマン】エレカシ宮本浩次「音楽再発見する素敵な旅」初カバーアルバムで聖子、宇多田らに挑戦

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【ヒューマン】エレカシ宮本浩次「音楽再発見する素敵な旅」初カバーアルバムで聖子、宇多田らに挑戦
 ロックバンド、エレファントカシマシのボーカル、宮本浩次(54)が初挑戦したカバーアルバム「ROMANCE」が好評を博している。今作では武骨なロックスタイルから一転、女性アーティスト限定の12曲を収録。太田裕美(65)や松田聖子(58)ら1970~80年代の楽曲を中心に、90年代の宇多田ヒカル(37)にもトライ。女性の心情に寄り添う伸びやかな歌声を披露し、「音楽を再発見する素敵な旅でした」と手応えを感じている。(ペン・山内倫貴、カメラ・加藤圭祐)
■女性アーティスト限定12曲■

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 定番スタイルとなった細身のシックな黒いスーツで決めた宮本。1988年にエレファントカシマシでデビューしたが、「(バンドとして)40年近く同級生の男たちでやってきて、250以上のオリジナル曲も男の歌ばかり。さらに男子校出身だし、女性への憧れがあるんですかね…」と少年のように照れた。
 自身初のカバーアルバム「ROMANCE」にはその憧れを込めた女性限定の12曲を収録=別表。松田聖子の「赤いスイートピー」や太田裕美の「木綿のハンカチーフ」などに挑戦した。
■「ほかの土俵で歌うという快感」■
 昨年2月にソロデビューしたが、前年18年に椎名林檎(42)や東京スカパラダイスオーケストラとのコラボ曲を発表。その際、「ほかの土俵で歌うという快感を知った」ことがカバー盤制作の出発点となった。さらに、エレカシとの差別化で、宮本が生まれた66年からデビューの88年以前の楽曲を中心に選曲。スタッフのお勧め曲や阿久悠さんの全曲集など約300曲を聴いた。
 昨年11月に小坂明子(63)の「あなた」を収録したが、コロナ禍で作業がストップ。それでも、「自宅で1曲1曲をさらに丁寧に聴いて、歌ってはまた聴いて…」と制作に没頭した。
■少女の初恋に破れた心情「非常に難しかった」■
 その過程で「今まで抱いていた歌詞の印象と全く違う印象が生まれた曲もある」と説明。
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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【ヒューマン】エレカシ宮本浩次「音楽再発見する素敵な旅」初カバーアルバムで聖子、宇多田らに挑戦