地元食材を使った献立の栄養価やアイデアなどを競う第15回「全国学校給食甲子園」の決勝大会が5日、東京都内で開かれ、青森県の外ケ浜町給食センターが優勝した。例年は会場で調理し味の審査も行われていたが、今年は新型コロナウイルス感染症の影響で書類審査のみに。全国6ブロックから選ばれて決勝に進出した12代表は、それぞれの地元からオンライン中継で見守った。
優勝した献立は、地元のB級グルメをヒントにした鶏料理「青森シャモロックみそバターソテー」や、青森特産のホタテを太鼓に、なるとと細切り昆布を風に見立てた「風太鼓汁」など。同センターの栄養教諭長沼裕美子さんは「これからも一生懸命作りたい」と喜んだ。
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準優勝は埼玉県の新座市立石神小だった。今年は新型コロナ感染防止の観点から、配膳が楽で調理に手がかからない簡易的な献立も募集。12代表とは別枠で、栃木県の県立益子特別支援学校が「コロナ禍対策特別賞」を受賞した。
大会はNPO法人「21世紀構想研究会」が主催し、文部科学省や農林水産省が後援。今回は1412の学校や施設から応募があった。