お笑いコンビ、爆笑問題の太田光（５５）が６日、ＴＢＳ系「サンデージャポン」（日曜前９・５４）に出演。多目的トイレなどを使った不倫騒動で活動自粛中のお笑いコンビ、アンジャッシュの渡部建（４８）が行った謝罪会見に言及した。
６月から活動を自粛していた渡部は３日、東京都内で会見し、苦渋に満ちた涙目で「深く深くおわびしたい」と頭を下げた。報道陣からは不倫の経緯に加え、先月１８日に大みそかの日本テレビ系「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！」特番の収録に参加したとする報道の真偽について集中砲火を浴びるも「番組に関することはお答えできません」とはぐらかすばかり。約１時間４０分に及んだ会見は終始しどろもどろで、「復帰は未定」と絞り出すように答えた。
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アンジャッシュとは３０年来の付き合いだという太田は「見てて、つるし上げだしね。いじめっちゃいじめだけど、あれをやりたいって言ったのは渡部ですから、ああいうふうになるのは分かってるし、自分の責任でやったから」とした一方で、「僕は見てて思ったけど、質問の中で『精神科の病院に通ってるんですか？ 病名はなんですか？ 何回通ってるんですか？ （ＳＥＸ）依存症ですか？』って質問があって、俺は見てて『そこまで踏み込むんだ』って思ったんですよね」と報道陣の質問に驚いたという。
「渡部にも人権はあるわけで、果たしてそこまで踏み込むのと、渡部がやったことの罪深さと、どっちが罪深いのかなと思うと俺は質問者の方がモンスターだと思った」とキッパリ。「あそこで集団心理があるわけで、『その質問はやめておきましょう』っていう人は誰もいなかった。それがやっぱ集団の怖さだなと思った。一線を超える瞬間はあったなと思ったね」と報道陣の行き過ぎた質問を非難した。