東京、新たに３２７人感染　自宅療養は最多、担当者「引き続き感染予防に努めて」

　東京都は６日、新型コロナウイルスの感染者が新たに３２７人報告されたと発表した。前日に比べ、入院患者は１１２人増の１８５６人で緊急事態宣言解除後の最多を更新し、うち重症者は１人減の５４人。自宅療養は１１５９人で今月４日と並んで過去最多の水準。累計は４万３７０４人。
　前週の日曜日だった１１月２９日の４１８人より９１人少ないが、５日は過去最多の５８４人に上っており、都の担当者は「高い水準に変わりはなく、引き続き感染予防に努めてほしい」としている。
　新規感染者のうち、年代別では２０代の８６人が最も多く、４０代の６９人が３０代の６４人を上回った。重症化リスクの高い６５歳以上は計４４人だった。感染経路が不明だったのは２０７人。判明している１２０人では家庭内が最多の４６人に上り、家族４人の感染が３例あった。無症状は８３人で、都外から送付された検体での陽性確認は３２人だった。

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