JAXAは今回、カプセルの内部の状態を確認するための施設をオーストラリアに設置した。この施設にカプセルを運び、揮発しやすいガスの組成を素早く調べる。初号機はやぶさでは行わなかった新たな取り組みだ。
JAXA相模原キャンパス(相模原市)にも、汚染を防ぎながらカプセルの中身を調べられる専用の装置があり、関係者が準備を進めた。現地での簡易検査の後、JAXAはカプセルを同キャンパスに運び入れる。
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加藤勝信官房長官は7日の記者会見で「相模原市の研究所に8日には到着予定と聞いている。世界初となる小惑星内部のサンプルが採取されていることを、大きな期待を持って見守っていきたい」と述べた。