落語芸術協会所属の落語家、桂宮治(44)が7日、東京都内で行われた真打ち昇進会見に出席した。
同協会会長の春風亭昇太(60)以来、29年ぶりの“抜てき真打ち”。香盤(序列)で先輩5人を追い抜く昇進に「手を抜かない落語家になりたい」と誓った。
謙虚な宮治の姿に昇太も「周りから『早く真打ちに』という声があったが、先の長い商売なので実力をためる時間もあったからいいタイミング。(先輩を抜く)“抜てき”は皆を納得させるのも宿命。彼はやってくれると思う」と期待した。
真打ち昇進興行は来年2月11日の東京・新宿末廣亭を皮切りに同4月まで続く。
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