タレントでグルメリポーター、彦摩呂(54)が8日、東京都内で行われた飲食店情報サイト「ぐるなび」の選ぶ第7回「今年の一皿」に決まった「テイクアウトグルメ」の発表会に出席した。
世相を最も反映した食べ物を選ぶイベント。今年もサイトユーザーへのアンケートなどを基に、他にも「シャインマスカット」「代替肉」「ノンアルコールドリンク」が候補に上がっていた。
主催者側は「新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、新たな収入源としてテイクアウトを始める飲食店が急増。多種多様なメニューが増え、予約や店頭以外の購入が増えた」と説明。その上で「日本の食文化として定着する兆しがみられる」として「テイクアウトグルメ」に決まったという。
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彦摩呂は「僕自身、自宅で結構、使いました。麺類もおいしいし、ある懐石料理店のお弁当は、お弁当という名の3LDK。お店で味わえるおかずがびっしり入っていて、プチぜいたくを味わうことができる」と称賛。「(テイクアウトを始めた)飲食店の皆さん、おめでとうございます!」と祝福した。
さらに「飲食店は日本経済の母だと思う。どんなに逆境でも苦しくても、みんなが笑顔になってくれたらと料理を作ってくれる。その中でテイクアウトは今年、店と自宅をつなぐ大きな懸け橋になってくれた。家事に疲れた家庭(のお母さん)も救ってくれた」と感謝。「世界中が元気になっても、テイクアウトは続くのでは」とエールを送った。