歌手、水森かおり(47)が8日、東京・西麻布の長谷寺に眠るデビュー当時の恩師で所属レコード会社、徳間ジャパンの徳間康快元社長(享年78)の墓前で、初出場から18年連続となるNHK紅白歌合戦の出場報告をした。
デビュー25周年を迎えた“ご当地ソングの女王”は今年、「瀬戸内 小豆島」をヒットさせたが、コロナ禍で現地を訪問できず。「生の歌を届けられないのが心残り」と打ち明けたが、「地元の方からは励ましの手紙を頂き、それが最高にうれしいです」と感謝した。
7月には最愛の父が肺炎で死去(享年84)。コロナ禍で公演が中止・延期となる中、「大きな支えを失い、つらく悲しかった」と涙を浮かべて振り返った。
googletag.cmd.push(function() { googletag.display('div-gpt-ad-Rec_Article'); });
それでも、紅白の晴れ舞台では「視聴者の方に喜んでいただけるように頑張るのみです」と笑顔で決意表明。これまでイリュージョンや巨大衣装などで注目を集め、衣装については「今は準備を進めています」と報告。今年は無観客開催ということもあり、「スケールの大きなことをしたい」と希望していた。
この日は来年1月19日に宮城・鳴子峡を舞台にした新曲「鳴子峡」をリリースすると発表した。