【VSコロナ】屋形船は「密」じゃない!船=閉鎖空間イメージ払拭へ一丸

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【VSコロナ】屋形船は「密」じゃない!船=閉鎖空間イメージ払拭へ一丸
船清の女将、伊東陽子さん【拡大】
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 コロナ禍で影響を受けた各界の現状や今後の展望を探る新連載。第2回は、国内のコロナ第1波に直撃された「屋形船」を取り上げる。2月、東京都が都内では初めてクラスター(感染者集団)が屋形船での新年会で確認されたと発表。感染経路が不明だったにもかかわらず、船=閉鎖空間とのイメージが独り歩きし、以降は予約のキャンセルが殺到。業界は大打撃を受けた。事業者らは感染予防対策を徹底する一方、「屋形船が『密』だというイメージは誤り」と風評被害の払拭に全力を挙げている。(取材・構成、丸山汎)
 ◆「売り上げ97%減」品川「丸裕」丸裕二さん明かす

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 苦境の屋形船業界が、客足回復の糸口をなんとかつかもうとしている。
 「うちは売り上げは約97%減です。春先は、怖がったお客さんからキャンセル料も頂きませんでした。やっぱり最初のイメージがね…」
 苦渋の表情で振り返ったのは、東京・品川で屋形船を運航する船宿「丸裕」を家族経営する丸裕二さん(55)。
 2月、東京都は品川の別の屋形船で開かれた新年会でクラスターが確認されたと発表。都内初だった衝撃は大きく、感染経路は不明だったにもかかわらず、屋形船がクラスターの発生源かのような印象に。客船「ダイヤモンド・プリンセス」での集団感染が国内外で大々的に報じられた時期でもあり、船=閉鎖空間という固定観念が屋形船にも連想されてしまった。
 風評被害は甚大で、丸裕でも2~7月は予約はおろか問い合わせすらゼロ。8~10月も利用客は各月1件ずつに激減するなど、大打撃を受けた。
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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【VSコロナ】屋形船は「密」じゃない!船=閉鎖空間イメージ払拭へ一丸