県知事公室主幹の和田大志さん
熊本県庁前のイチョウ並木にルフィの像が光り輝いて立っていた。近くでポケGOのアプリを開くと、ポケストップが出現。画像は、尾田氏が描き下ろしたルフィのイラストだった。
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「尾田先生が2018年に県民栄誉賞を受賞された際、記念植樹の代わりに打診したのが、“麦わらの一味”の像の設置。復興の象徴で、多くの人に訪れてほしいという願いも込められています」と、赤いリボンの麦わら帽子を手に説明するのは一連のプロジェクトを推進してきた和田隊長。熊本出身の尾田氏は震災直後から数億円の寄付金やイラストの無償提供などの支援活動をしており、一味の像を県内8市町村に建てる計画も快諾したという。
この復興プロジェクトに2019年夏から協力しているのがポケGO。ゲーム内で、赤いリボンの麦わら帽子をかぶったピカチュウを登場させたこともあった。「像を見に行く、像を探すという点が、ポケGOの“人を動かす力”と合致したようです」と和田隊長。尾田氏がポケGOの大ファンで熱心なトレーナーとあって、像の近くに出現するポケストップの画像用にイラストを描き下ろしたそうだ。ワンピースとポケGO。像のある場所は、どちらのファンにとっても1度は訪れてみたい人気スポットになっている。
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