異世界に送り込まれた米軍の特殊部隊がモンスターと戦う内容で、ハリウッドで映画化された。中国で4日に公開されたが、5日に上映中止となった。
米紙ニューヨーク・タイムズなどによると、問題視されたのは、登場人物の米兵の「俺の膝(ニーズ)を見て」「チャイニーズだ」というせりふ。韻を踏んだ冗談だが、中国人や日本人の膝が汚いとして侮辱する米国の下品な手遊び歌を連想させるという。
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中国の短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」などには「中国人に対する侮辱だ」「ぞっとする」と批判の声があふれた。
映画を製作したドイツのコンスタンティン・フィルムは6日「中国人を差別したり侮辱したりする意図は一切ない」と釈明。誤解を招くせりふを削除したと説明した。
映画は日本でも来春に公開が予定されている。(共同)