コクヨ、ショウワノートと提携　１５％出資、共同で販路拡大

　文具大手のコクヨは９日、「ジャポニカ学習帳」を手掛けるショウワノート（富山県高岡市）と資本業務提携したことを明らかにした。議決権ベースで約１５％の株式を１１月に取得した。アニメなどのキャラクターを活用した商品に強みがあるショウワノートと連携し、生産の効率化や販路拡大を目指す。投資額は公表していない。
　コクヨは幅広い世代に使われている「キャンパスノート」を手掛けており、国内のノート市場で首位。ショウワノートは小学生向けが得意で、連携によりお互いの強みを生かせると判断した。人気アニメ「鬼滅の刃」のノートも共同で開発した。

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　コクヨは２０１９年、同業のぺんてる（東京）の子会社化を目指したが、ぺんてる経営陣の反対に遭い失敗した。