ハウステンボス赤字24億円 10年ぶり、入場者半減

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ハウステンボス赤字24億円 10年ぶり、入場者半減
 長崎県佐世保市で大型リゾート施設を運営するハウステンボスは11日、2020年9月期決算(単体)の純損益が24億円の赤字(前期は56億円の黒字)になったと発表した。赤字転落は10年ぶり。新型コロナウイルスの影響で入場者が半減し、売上高は前期比52・1%減の122億円だった。
 施設はコロナの影響で計56日休園した。入場者数は45・6%減の約138万6000人と低迷。特に海外から訪れた客が69・3%減の約5万人と落ち込んだ。宿泊者数は49・4%減の約14万3000人だった。
 オンラインで記者会見した坂口克彦社長は、国の雇用調整助成金などの効果もあり「資金繰りに奔走することはなかった」と説明した。

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 21年9月期の業績予想は新型コロナの影響が不明なため具体的な数字は「未定」としたが、坂口社長は「黒字にしたい」と述べた。関東や関西からの誘客が難しいため、九州内の来場者の増加を目指すとし、季節に合わせたイベント開催に力を入れる方針を示した。
 計画が遅れている株式上場に関して、坂口社長は「2~3年後の上場を目指したい」と話した。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) ハウステンボス赤字24億円 10年ぶり、入場者半減