大村崑「まだ彼は若いのに、とても残念です」 小松政夫さん悼む

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大村崑「まだ彼は若いのに、とても残念です」 小松政夫さん悼む
 ヒット曲「しらけ鳥音頭」や「知らない、知らない」などのギャグで親しまれたコメディアンの小松政夫(こまつ・まさお、本名松崎雅臣=まつざき・まさおみ)さんが7日午前6時45分、肝細胞がんのため東京都三鷹市の病院で死去した。78歳。福岡市出身。葬儀は近親者で行った。喪主は妻松崎朋子(まつざき・ともこ)さん。
 自動車セールスマンなどを経て人気グループ「クレージーキャッツ」の植木等さんの運転手兼付き人となり、バラエティー番組「シャボン玉ホリデー」でデビューした。
 1976年、伊東四朗さんやアイドルグループのキャンディーズと共にバラエティー番組「みごろ!たべごろ!笑いごろ!!」に出演。「しらけ鳥音頭」「電線音頭」がヒットした。「どうかひとつ」「なが~い目で見てください」「表彰状、あんたはエライ」など多数のギャグや、映画評論家・淀川長治さんの物まねでも人気を集めた。

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 飾らない人柄で俳優としても活躍。映画はクレージーキャッツ、ザ・タイガースのシリーズ作品や「駅 STATION」、ドラマは「前略おふくろ様」「ゆうひが丘の総理大臣」などに出演した。
元日本喜劇人協会会長の大村崑(89)の話「気遣いのある誠実な人で、会話中は私の目をしっかり見て、うなずいてくれた。芝居出身の私とは笑いの種類こそ違うけれど、喜劇人としての才能を強く感じていた。『知らない、知らない』など多くのギャグは、いつまでも人々の心に残るでしょう。まだ彼は若いのに、とても残念です。どんどん喜劇人がいなくなっていくことが寂しい」

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 大村崑「まだ彼は若いのに、とても残念です」 小松政夫さん悼む