金沢簡裁、ハンドソープ転売に罰金３０万円　利益は約６０００円

　金沢区検は１１日までに、新型コロナウイルス感染拡大で品薄となったハンドソープを転売したとして、国民生活安定緊急措置法違反の疑いで書類送検された石川県白山市の男性会社員（４３）を略式起訴した。金沢簡裁は同日までに罰金３０万円の略式命令を出した。
　男性は６月に石川県内のドラッグストアなどでハンドソープ（アルコール消毒製品）を計１４本購入、インターネットを通じて埼玉県や神奈川県の男女７人に高額で転売したとして、７月に書類送検された。県警によると利益は約６０００円で「生活の足しにするためだった」と容疑を認めていた。

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