政府は札幌市、大阪市を目的地とするトラベル事業の割引停止について、解除予定だった16日以降も継続する方向で最終調整。東京都についても、少なくとも高齢者らを対象とする利用の自粛要請を延長する。
3地域とも新型コロナウイルス感染拡大が収まっていないためで、北海道、東京都、大阪府と延長幅などを調整、週明けに順次、決定する。
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札幌、大阪両市が目的地の旅行は11月24日に割引を使う新規予約を停止し、両市の住民には割引を使った他地域への旅行自粛を要請。ともに今月15日までとしていた。
東京都に関しては、全国の65歳以上の人や基礎疾患を持つ人に対し、17日まで割引を利用した都内への旅行を控えるよう要請。高齢の東京都民らにも利用自粛を求めている。政府は少なくともこうした自粛要請を18日以降も続ける方針だが、若年層など要請対象の拡大や、割引停止に踏み込むべきだとの声もあり、都側との協議は来週半ばまで続く見通しだ。