複数の米メディアは13日、ホワイトハウスの職員らが近くワクチンの接種を受けると報じた。感染し一時入院したトランプ大統領が対象になるのかどうかは不明。ロイター通信によると、関係者がトランプ氏にも接種の用意をするとしている。
米ジョンズ・ホプキンズ大の13日時点の集計によると、米国内の累計感染者数は1600万人以上。感染拡大に歯止めがかからない中、12日には疾病対策センター(CDC)の有識者委員会が16歳以上にファイザーのワクチンを推奨する意見をまとめ、接種開始への手続きが整った。
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ファイザーのワクチンは零下70度ほどの超低温での保管が必要。13日、中西部ミシガン州の同社製造施設から特製の箱に入れたワクチンがトラックで運び出された。最初の発送は290万回分で、冷凍設備がある大病院など全米636カ所の配送拠点に14~16日に届く。医療従事者と、高齢者ら長期療養施設入所者から接種が始まる予定。(共同)