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将棋の第10期リコー杯女流王座戦5番勝負第5局は14日、東京都渋谷区の将棋会館で指され、後手の西山朋佳女流王座(25)が158手で挑戦者の里見香奈女流四冠(28)を破り、3勝2敗で初防衛を果たした。里見女流四冠の奪取はならず、女流タイトル最多タイの通算43期は持ち越しとなった。
対局を終えた西山女流王座は「(今シリーズは)幸運だった内容が多くて、技術的にまだまだ足りないと思った。このタイトルを預かれることを大切にして、これからも頑張っていきたい」と話した。
西山女流王座は女王(棋戦名はマイナビ女子オープン)、女流王将と合わせ三冠を維持した。一方で、女流棋士と制度の異なるプロ棋士養成機関の奨励会に在籍。最終関門の三段リーグで女性初の棋士を目指している。
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里見女流四冠は、来年1月17日に開幕する女流名人戦の防衛戦でタイトル最多タイを目指す。