東京都の小池百合子知事は１４日、臨時の記者会見を開き、都内の新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、都内での政府の観光支援事業「Ｇｏ Ｔｏ トラベル」の一時停止や、飲食店に対する営業時間短縮要請の延長を説明した。「危機管理の要諦は大きく構え、総合的な集中した取り組みを行うことだ」と述べ、協力を呼び掛けた。
１１月２８日以降、島しょ部を除く都内全域の酒類を提供する飲食店やカラオケ店に要請してきた午後１０時閉店の営業時間短縮は今月１７日までの当初の期限を延長し、来年１月１１日夜までとした。
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都内では１１月から感染状況が悪化。都は時短要請に加え、今月からは６５歳以上の高齢者や基礎疾患のある人を対象にＧｏＴｏトラベルの利用自粛を国と共に呼び掛けてきたが、感染者の減少傾向が見られず、１３日に小池氏が西村康稔経済再生担当相と会談し、対応を協議していた。