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“萬斎ポアロ”が帰ってくる! 狂言師の野村萬斎(54)が主演し、劇作家、三谷幸喜氏(59)と英推理作家、アガサ・クリスティのコラボ第3弾となるスペシャルドラマ「死との約束」が来年にフジテレビ系で放送されることが14日、分かった。
“三谷流アガサ・クリスティ”は、15年「オリエント急行殺人事件」、18年「黒井戸殺し」以来3年ぶり。「死との約束」はアガサが1938年に発表した長編小説が原作で、「死海殺人事件」のタイトルで88年に映画化されているが、日本での映像化は初めて。三谷氏は舞台を世界遺産の熊野古道、時代設定を昭和30年代に置き換えて執筆した。
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主人公は原作の名探偵ポアロにあたる萬斎扮する勝呂武尊(たける)。「もう殺すしかないんだ」という声を彼が耳にした翌日、ある一家の母が死体で見つかり、全員に動機とアリバイがある難事件が展開される。キャストも豪華で、勝呂が旅先で出会う婦人代議士を鈴木京香(52)、医師役を比嘉愛未(34)が演じる。
三谷氏は「『死との約束』はアガサ・クリスティの隠れた傑作。キャスティングも完璧。極上のミステリーを堪能あれ!」とPR。萬斎は「コロナ禍で、家にいる時間も多い昨今ですが、このドラマで、ご一緒に熊野を旅しながら楽しんでいただければ」とミステリーの世界に誘っている。