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女剣劇スターとして活躍した女優、浅香光代(あさか・みつよ、本名・北岡昭子=きたおか・しょうこ)さんが13日午前1時47分、すい臓がんのため東京都内の病院で死去したことが14日、分かった。92歳だった。親族によると、10月下旬にステージ4のすい臓がんが判明。余命3カ月と宣告も、本人は病名を知らないまま療養していた。幼少から舞台に立ち続けた“女剣豪”は、タレント、故野村沙知代さんとの騒動など戦いの人生を劇的に生きた。
昭和の女剣劇スターで、テレビでご意見番としても活躍した浅香さんが人生の幕を下ろした。
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取材に応じた次男の北岡昭次さん(66)によると、浅香さんは軽い認知症だったため、10月下旬に介護施設に入所したが、2、3日後に体調を崩して入院。そのときにステージ4のすい臓がんで余命3カ月と宣告された。本人には病気を告げなかったという。
高齢で手術や抗がん剤治療を受けることができず、緩和ケアで療養していたが、亡くなる4、5日前に昏睡状態に。13日未明に容体が急変し、病院から連絡を受けた昭次さんが駆けつけたときには亡くなっていた。
コロナ禍で親族も数回しか見舞うことができず。内縁の夫で作曲家、世志凡太(86)は高齢で足腰が弱く、最期を看取れなかったが、病院から斎場へ行く際、遺体を乗せた車両が都内の自宅に立ち寄り、無言の対面を果たした。
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