「サンケイスポーツ　レースクイーンＡＷＡＲＤ２０１９」開催への道のり

　今年初めて開催された「サンケイスポーツ　レースクイーンＡＷＡＲＤ」への道のりは１０カ月前、今年１月１１日に千葉・幕張メッセで開幕した東京オートサロンの取材から始まった。 　サンスポがレースクイーン業界に本格進出するにあたり、まず白羽の矢を立てたのが数多くのレースクイーンが一堂に会する同イベントの初日。取材班は約１時間かけて４２６ブースをまわり、２０人のレースクイーンをピックアップして紙面に掲載。なかでも最も印象深かった川村那月をメイン写真に抜擢（ばってき）した。 レースクイーン特集が初めてサンスポ芸能面を飾った２０１９年１月１２日付紙面。東京オートサロンで、のちのグランプリに輝く川村那月（右端の大きな人物）を発掘 　その川村が、まさか９カ月後にグランプリに輝くとは…。当然のことながら、同ＡＷＡＲＤは撮影会に参加したファンの来場者投票のみで決まるため、サンスポは川村に対してポイントを加算するなどの手心は一切加えていない。 　ただ、このとき川村を大きく取り上げたことによって、川村自身もサンスポの存在を知り、同ＡＷＡＲＤに参加してくれたのだと思う。そういう意味では非常に縁を感じずにはいられなかった。 　次に向かったのは、２月９日に開幕した大阪オートメッセ。ここでは、のちに準グランプリを受賞する中村比菜やファイナリストになる南真琴を取材していた。 大阪オートメッセでは、のちの準グランプリに輝く中村比菜を発掘していた 　さらに、３月２３、２４日に三重・鈴鹿サーキットで行われたスーパー耐久の開幕戦と、４月１３、１４日に岡山国際サーキットで行われたＳＵＰＥＲ　ＧＴの開幕戦に出向き、数多くのレースクイーンチームを取材。 　川村がリーダーを務める「ＺＥＮＴｓｗｅｅｔｉｅｓ２０１９」や、のちに準グランプリを受賞する宮本りおが最年少メンバーの「２０１９Ｄ，ｓｔａｔｉｏｎフレッシュエンジェルズ」も取材していた。 岡山国際サーキットでＳＵＰＥＲ　ＧＴが開幕。のちにグランプリに輝く川村那月（左から３人目）が所属するＺＥＮＴｓｗｅｅｔｉｅｓ２０１９も取材を受けた 山国際サーキットでＳＵＰＥＲ　ＧＴが開幕。のちに準グランプリに輝く宮本りお（中央）が所属する２０１９Ｄ，ｓｔａｔｉｏｎフレッシュエンジェルズも取材を受けた 　そして４月下旬に、将来ブレーク必至のレースクイーンを発掘する「サンケイスポーツ　レースクイーンＡＷＡＲＤ２０１９」の開催を発表。従来のものとは異なり、シーズン中にエントリーの受け付けからタイトル受賞まで全てを行い、選考は撮影会の来場者投票のみという、シンプルにグランプリを決める画期的なオーディションの誕生だった。 　まず、応募者から３５人の予選進出者を決定し、６月１６日に神奈川・大磯ロングビーチで予選撮影会を開催。ファンの来場者投票上位１３人を決勝進出者とした。 サンケイスポーツレースクイーンＡＷＡＲＤ決勝大会に進出したレースクイーンが会見 サンケイスポーツレースクイーンＡＷＡＲＤのファイナリストが橋本梨菜、初代サンスポＧｏＧｏクイーンと合同で大磯ロングビーチ撮影会ＰＲ会見を開く 　さらに７、８月に約４０日かけて、東京・はなまるスタジオなどで決勝撮影会を実施。上位６人（川村、中村、宮本、今井みどり、南真琴、澤田実架）のファイナリストを発表し、いよいよ９月２３日に大磯ロングビーチでグランプリ発表イベントを行うこととなった。 大磯ロングビーチで行われたサンケイスポーツレースクイーンＡＷＡＲＤのグランプリ発表会見には６人のファイナリストが登壇。数多くのマスコミが駆けつけた 　初代グランプリは、予選、決勝ともに断然トップだった川村が文句なしに輝いた。準グランプリは当初１人もしくは２人を予定していたが、中村、今井、宮本の３人が予選と決勝でそれぞれ順位が違い、しかも僅差だったため、異例ともいえる３人の受賞者を出す展開に。 サンケイスポーツレースクイーンＡＷＡＲＤの初代グランプリに輝いた川村那月は感激の表情。左は準グランプリの１人、今井みどり。右はファイナリストの１人で川村とチームメートの澤田実架 　授賞式後には「サンスポＧｏＧｏクイーンオーディション」の撮影会に受賞者４人が緊急参戦。レースクイーンのコスチュームを脱いでレアなビキニ姿を披露し、華やかにフラッシュの嵐を浴びていた。 　今後、彼女たちはサンスポコム内でコラム執筆などを行う予定なので、ぜひチェックしてほしい！ 授賞式後、受賞者全員が撮影会に参加し、レアなビキニ姿を披露した。左から準グランプリの今井みどり、グランプリの川村那月、準グランプリの中村比菜、準グランプリの宮本りお