歌舞伎俳優、市川猿之助(45)と女優で空手家、武田梨奈(29)が16日、東京・千代田区のベルサール神保町アネックスで行われた江戸生まれ・東京育ちの「東京二八(にはち)そば」ブランドの1周年記念イベントに登壇した。
そば粉8・小麦粉2の割合で作られる二八そば。ゲスト招待の猿之助とブランド公式アンバサダーに選ばれた武田はこの日、用意された十割そば、四六そば、二八そばの食べ比べをする利きそばを実演し、2人とも二八そばを的中させた。
猿之助は「二八そばはのど越しがいい。そばはおなかにもたれないので、普段は楽屋で芝居の合間に一番食べる食材です。海外旅行に行くときもたくさん持っていきます」、武田も「とてもおいしい。普段はとろろとまぜて食べるのが好き」と顔をほころばせた。
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また、そばにかけていま一番そばにいてほしい人について、猿之助は「あまりにも忙しいので、分身がほしい。切実にほしい」と告白。ドラマ「半沢直樹」では「わびろ!」というセリフが話題になったが、「わびるような人生は嫌いだし、人にわびろと言うのもギスギスするので嫌い」と笑った。武田は「家族が一番」と話していた。
このイベントは1912(明治45)年に創立された東京都麺類協同組合が、コロナ禍の中でも安心してそばの香り、味、のど越しを広く楽しんでもらおうと主催。組合は自家製の麺とつゆを製造・調理する生(き)そば店のみで構成され、東京二八そばは現在、都内560店舗で提供されている。