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13日にすい臓がんのため亡くなった女優、浅香光代(本名・北岡昭子)さん(享年92)の通夜が16日、東京・浅草の円照寺で営まれた。棺の中の浅香さんは生前に舞台で愛用したお気に入りのはかま姿。遺影は5年ほど前に撮影された宣材写真が使用された。
事実婚の夫でコメディアン、世志凡太(86)が取材に応じ、妻の最後の様子を告白。浅香さんは10月下旬に高齢者施設へ入所後、がんが見つかったが、それまでは昼夜が分からなくなるくらい寝たり、1日5食も食べるなど元気だったとし、「『頑張ったね。素晴らしいよ、あんたは。よっ、浅香!』と言いたい。(長年拠点とした)浅草中が拍手を送っている」としのんだ。偲ぶ会はコロナ禍が落ち着いてから開催するという。
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この日は親族のみの密葬だったが、ギニア出身のタレント、オスマン・サンコン(71)が事実婚の妻で演歌歌手、北山みつき(53)と参列。浅香さんが家元を務めた演劇舞踊浅香流の弟子だったサンコンは「日本での人生の先生でした。出会えてよかった」と感謝。故人の遺体と対面した北山は「優しいお顔でした」と話した。