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ＮＥＷＳ・加藤シゲアキ（３３）の長編小説「オルタネート」が第１６４回直木賞の候補作品に選ばれたことが１７日、日本文学振興会から発表された。ジャニーズ事務所の所属タレント初の作家として２０１２年１月にデビューし、約９年での快挙。この日、東京都内で会見した加藤は「憧れの賞。驚がくです」と満面の笑み。芥川賞はロックバンド、クリープハイプのボーカル、尾崎世界観（３６）の「母影（おもかげ）」が候補に入った。
ジャニーズアイドル兼作家という“唯一無二”の加藤が、直木賞候補に躍り出た。
６作品が候補に選ばれ、加藤は１１月１９日に出版した３年ぶりの長編小説「オルタネート」（新潮社）でノミネート。高校生限定のマッチングアプリを通じて３人の若者の運命が交錯する物語が文壇に認められた。
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２０１２年１月の作家デビューから約９年、現役アイドルとして初の快挙に「作家にとって憧れの賞。いつかは候補になってみたいと思っていたが、今作でなれるとは思わなかった。驚がくです」と大興奮した。
加藤は１１月２８日に新型コロナウイルスに感染したことが判明し、今月１４日に活動を再開後、初の公の場。知らせが届いたのは療養中で、１回目のＰＣＲ検査で陰性が出たタイミングだった。
「なかなか復帰のめどが立たず、かけてしまった迷惑を感じる日々で気落ちしていた。そこからの知らせだったので、フットボールアワーの後藤さん風に言うと、高低差がありすぎて耳がキーンとしました」とユーモアを交えて振り返った。
ＮＥＷＳの小山慶一郎（３６）、増田貴久（３４）にはマネジャーを通じて１６日に報告。「増田は『僕は本を読まないからわからないけど、すごいことなんですよね』と。小山は『すごいな』とかみしめるように喜んでいたと伺っています」と感謝した。
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