東日本によると、陥没現場周辺の住宅では地面の亀裂などの被害を訴える声が相次いでおり、確認を急ぐという。
大深度地下の利用は外環道、リニア中央新幹線など4件で認可されているが、地表への影響は小さく、安全性が高いとされてきた。大深度地下の利用手順や補償ルールを定めた特別措置法は、今回のような陥没事故への対応は明確ではなく、安全対策や補償の在り方が議論になりそうだ。
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東日本が設置した有識者委員会の中間報告は、土砂が工事の振動で圧縮されるなどして地盤が緩み、陥没したとの見方を示した。トンネル掘削で土砂を取り込みすぎて地中に空洞が生じた可能性もあり、さらに検証する。