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全高18メートルに及ぶ人気アニメ「機動戦士ガンダム」の実物大模型が設置された横浜市・山下ふ頭の施設「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」のオープニングセレモニーが18日、同所で行われ、プロジェクトテーマ曲「THE BEYOND」を務めたロックバンド、LUNA SEAらが出席した。
「ガンダム起動!」。1分間のカウントダウン後、合図が発せられると、ライトアップされた最強ロボットがテレビアニメさながらに発進。足もとから水蒸気が噴出され、腕や脚が可動して、まるで歩行しているかのような動きが披露されると、夢のような光景に会場の人々はくぎ付けだ。
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その後、ガンダムをバックにLUNA SEAがバラードのテーマ曲を伸びやかに披露。
ボーカルのRYUICHI(50)は「子供の頃、アニメのガンダムの世界に入り込んでいましたが、まさか地球上にリアルなガンダムが降り立つとは。ガンダム降臨です」と大興奮。ガンダムの敵軍・ジオン派というギターのSUGIZO(51)は「ガンダムよりザクと思ってましたが、1分の1で見ると10歳に戻って涙してしまいました」と喜んだ。
実物大ガンダムは、昨年迎えたアニメ放送開始40周年を記念したプロジェクトの一環。オープン前に見学できる限定プログラムを7月、本オープンを10月に予定していたが、コロナ禍の影響で延期されていた。
「ガンダム」シリーズの“生みの親”として知られる富野由悠季総監督(79)は「お子さま、ごめんなさい。二本足歩行の実物大ガンダムが作れなくて」と謝罪したが、「この大きさの人の形が動いたときの優しさは何なんでしょうか。ガンダムは優しかった」と感激していた。