ボートレースの最高峰「ＳＧ第３５回グランプリ」は２０日、第１２Ｒで優勝戦が行われ、峰竜太（３５）＝佐賀＝がインから逃げて１着。２年ぶり２回目のグランプリ制覇を果たした。２着は寺田祥（４２）＝山口、３着は 松井繁（５１）＝大阪＝で、３連単〔１〕〔３〕〔６〕は１９・０倍となった。
２０日発行のサンケイスポーツ紙には芸能界屈指のボートレース通で俳優、坂上忍（５３）が登場。峰を中心に、３連単４点に絞って勝負するとし、見事好配当をゲットした。以下、坂上の予想。
今年、ボートレースの売り上げが伸びていることに最初は驚きました。ステイホームになって楽しみがない中、これまで触れていなかった方も興味を持ってもらえたのなら、すごくありがたいことです。命を懸けてやっている感じが伝わって、良さを知っていただけるとうれしいですね。
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今年は若い選手も頑張っていて、いいな…と思えましたが、グランプリに乗った１８人がそこまで世代交代していないのがうれしい。先輩の壁が厚いのは、僕ら世代にはゾクゾクときます。だから、６号艇で松井選手が乗ってきたのは面白い。（内側のコースを取りに動く可能性がある）進入からちょっと楽しみ。っていうことは前日予想は苦痛ですが（苦笑）。
◎は峰選手に打ちました。今年は終盤の流れがいいとは思えなかったけど、トライアル２ｎｄの１回戦で、深谷選手がまくりに行ったときの峰選手のターンが忘れられなくて。すごいターンするな…と。あれを見ちゃうと、峰選手でしようがないのかな。彼には“突き抜けたレーサー”になってほしい、という願いもあるので。
でも、『峰に始まって峰に終わる』だけだとつまらない。破るなら寺田選手でしょうか。自分から仕掛けられる３号艇ですし、負かしても不思議ではないと思います。今年の寺田選手には、今村豊さん（同じ山口支部でボートレース界のレジェンド）の引退という出来事がありました。基本的にグランプリは予想もありますが、一年間の思い入れが入ってくる。そこが楽しみでもあるから、この２人でいきます。
エンジン的に気になるのは平本選手。（２０１４年に平本が）平和島のグランプリシリーズを優勝したときの舟券（１万２５４０円）を僕は取っていて、非常に縁起のいい選手なんですよ。
峰選手が本命で、対抗は寺田選手。３番手が平本選手で４番手は松井選手とします。舟券は〔１〕〔３〕〔５〕、〔１〕〔３〕〔６〕、〔３〕〔１〕〔５〕、〔３〕〔１〕〔６〕。峰選手からだと配当が安過ぎるので、買い目は絞りました。
今年はコロナ禍で行けないけど、平和島は僕のホームですから。グランプリはぜひ取りたいと思っています！
坂上忍（さかがみ・しのぶ）
１９６７（昭和４２）年６月１日生まれ、５３歳。東京都出身。３歳時に子役として芸能界デビューし、“天才子役”と呼ばれた。その後、テレビドラマや映画を中心に活動。現在はフジテレビ系「バイキングＭＯＲＥ」（月～金曜前１１・５５～）など、ＭＣとして活躍中。芸能界有数のボートレースファンとしても知られる。２０１８年のグランプリでも本紙１面に登場。３連単４点予想で〔１〕〔５〕〔３〕２２２０円を見事に的中させた。