大みそかで活動休止する人気グループ、嵐。21日からメンバーを1人ずつ日替わりで特集する企画「Thanks ARASHI 5人の輝跡」がスタート。第1回は櫻井翔。慶大卒でメンバーきっての知性派は報道キャスターに挑戦するなど、従来のアイドルにはなかった道を開拓。その聡明さで、グループでは陰のリーダーのようにもり立ててきた。
櫻井は中学2年で自ら応募してジャニーズ入り。高校3年で退所するつもりだったが、嵐のメンバーに選ばれてデビューし、人生が一変した。
嵐ではラップを担当。デビューから約3年後、日本テレビ系「よい子の味方~新米保育士物語~」で連ドラ初主演し、「それぞれが力をつければ5人でいるときのパワーも大きくなる」と嵐の飛躍を力強く宣言した。
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慶大経済学部卒で知性派ジャニーズのパイオニアだ。2006年から日テレ系「news zero」の月曜キャスターを務め、報道番組に進出。同局選挙特番、五輪キャスターを6大会連続で務めたほか、NHK紅白歌合戦で18年から2年連続で白組司会を担当。次々と重責を果たしてきた。
キャスター、俳優、司会者とマルチに活躍。13年の取材で「アイドルとは何か」と聞かれ、「『嵐』という1つのジャンルを多くの人に認知してもらいたいと思ってやってきた」と熱弁していた。個人で独自の道を切り開いた先、嵐はジャニーズというカテゴリーにとどまらない“Super Boy”となった。
◆櫻井語録
「自分の歌っている曲がランクインしていることが不思議な気持ち」(1999年11月、「A・RA・SHI」がオリコン1位に)
「アイドルが慶大生になったのではなく、慶大生がアイドルになったという感覚」(2000年4月、慶大入学式)
「5人なら何でもできそうな根拠のない自信があるんです」(2003年2月、インタビュー)