上方落語協会は21日、入門25年以下の落語家を表彰する第15回繁昌亭大賞に桂よね吉(49)、奨励賞に笑福亭由瓶(49)を選んだ。また、新型コロナウイルス禍で多数の寄席が中止になる中、落語のインターネット配信に積極的に取り組んだ桂紋四郎(32)に特別賞を贈った。
賞金は大賞が10万円、奨励賞5万円、特別賞3万円。来年3月1日に定席「天満天神繁昌亭」(大阪市北区)で表彰式と記念落語会を開く予定。
記者会見したよね吉は「(コロナ禍で)われわれ舞台人にとって、どうなるか分からない状況だった。頑張ろうという勇気を頂いた」と話した。
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笑福亭仁智会長は「落語家が活動できない時期があった中、将来を担う有望な若手を選べてうれしい」と述べた。