【梅ちゃん先生】「心密かに」願うのは来る年の安寧 2020年今年の漢字は『密』

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【梅ちゃん先生】「心密かに」願うのは来る年の安寧 2020年今年の漢字は『密』
14日に清水寺で発表された今年の漢字「密」。梅田氏はコロナ感染拡大を防ぐためにリーダーの言葉が必要だと訴えた【拡大】

 サンスポの直撃インタビュアーとしてもおなじみで、追手門学院大学客員教授のフリーアナウンサー、梅田淳氏(59)のコラム「梅ちゃん先生」(月1回予定)。今回は「今年の漢字」に決まった「密」について。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためにはリーダーの言葉が必要! と熱く語った。
 「密」という文字の使い方!
 「さあ! いよいよ森清範貫主が床の張り替えが終わったばかりの清水寺本堂の舞台で、大型の和紙に力強く筆を動かしたあ! おおーっ! み…つ…決まったあー! 2020年今年の漢字は『密』であります!」とテレビの前で実況する梅ちゃん先生。

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 「密は心のつながりも表す。新型コロナウイルスの感染拡大で国民や医療従事者が苦労している中、日本中が努力して良い状況に向かおうとしているのをありがたいと思いながら書いた」と語った森貫主。貫主の心中を察すれば「それにしても去年の『令』の文字から一年。こりゃ天国から地獄じゃなあ…」と思いながら筆を進めたに違いない。なんてこったあ~!
 調べてみると、日本漢字検定協会による今年の漢字が始まってから今年で26年目、過去五輪開催年度の「金」メダルにちなんだ「金」選出が2回。震災にちなんだ「災」選出が2回あった。そして何ともうれしかったのが、阪神優勝の2003年の「虎」選出だった。ならば…憎っくきコロナさえなければ、今年は再び「金」か「虎」だったんではないか!? と独り言…。
 何はさておき、喜びを表す漢字ではなく避けるべき習慣を表す「密」、どうか今年限りにしてほしいものだ…。
 そして我が追手門学院大学にも、就職に際して緻密な計画を立てたのに3密を避けてオンライン面接を余儀なくされる学生や、今年入学して親密な友情を育むはずだったのにそれも叶わず…という青春を謳歌できない学生が数多く、本当に不憫に思う。喜んでいるのは「3密」で「新語・流行語大賞」の年間大賞受賞の小池東京都知事くらいだろう。
 とにかく今は、その密集、密閉、密接を避け感染をゼロにしなくてはならない。その為に何が必要か? 答えは明確。リーダーの言葉だ! 「が~す~」なんて言ってる場合じゃない! 菅総理大臣、あなたの言葉だ!
 なのに(会見が嫌いらしい)あなたの言葉は相変わらずの原稿読みだけで全く国民に伝わってこない! あなたこそ、今国民と「密接」に向き合うべきだ! 年末年始を迎え、国民は「密」を避ける為に帰省もままならないというのに、今頃Go Toでバタバタし無駄な時間が刻々と過ぎていく! この事態を招いた原因は、国民不在で「秘密裏」にやり取りされた経済優先の「密談」があったからではないのか? 年の瀬に「心密かに」願うのは来る年の安寧を…皆様良いお年を!
梅田 淳(うめだ・じゅん)
1961(昭和36)年1月10日、岐阜市生まれ、59歳。日大芸術学部を卒業後、83年に関西テレビ入社。ハイテンションのアナウンサーとして人気に。2003年には阪神優勝の実況を務めた。04年3月末に関西テレビを退社。現在はカンテレ報道ランナーの「おしゃべりスタジアム」のコーナーなどバラエティー番組や、スポーツリポーターなどで活躍。

[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 【梅ちゃん先生】「心密かに」願うのは来る年の安寧 2020年今年の漢字は『密』