ファイザー製の新型コロナワクチン、変異種に有効「可能性大」

　ドイツのバイオ企業ビオンテックの最高経営責任者（ＣＥＯ）シャヒン氏は２２日、同社が米製薬大手ファイザーと開発した新型コロナウイルスワクチンについて、英国で拡大中の変異種にも効く可能性が「極めて高い」と述べた。変異種に確実に対応したワクチンも約６週間で開発できるという。欧米メディアが伝えた。
　ファイザーのワクチンは既に英国や米国で接種が始まっている。シャヒン氏は変異種への効果について、実証実験のデータを得るまで約２週間が必要だと語った。
　ドイツのシュパーン保健相も２０日、ワクチンが変異種に対して従来種と「全く同じように効く」と語っていた。（共同）

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