格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーション(大阪府田尻町)が、国内の全路線が定額で乗り放題になる新サービスを検討していることが23日、分かった。早ければ来年2月に始める予定で、本格導入すれば国内初とみられる。利用客は新型コロナウイルス感染拡大を受けた緊急事態宣言による春先の落ち込みから回復してきていたが、感染再拡大で同社は再び苦境に陥った。新たな顧客を掘り起こして業績の回復を目指す。
関係者によると、新サービスは国内の路線で何度でも利用できる。内容が異なる複数のプランを用意する予定で、料金は月約2万円からを想定している。実際の運用を踏まえ事業を継続するかどうか決める。
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ただ、11月からはコロナの新規感染者が急増し、政府は来年1月まで観光支援事業「Go To トラベル」の一時停止を決定。感染動向の先行きが不透明なため、年明け以降の状況を踏まえて実施時期を最終判断する。