音楽評論家の安倍寧さんの話「ジャズやロカビリーの影響を強く受け、歌手として大阪の歓楽街での流しも経験した中村泰士さんには、作曲家としてジャンルを超えた発想があった。米軍キャンプで歌ってきたちあきなおみさんと出会ったのは、日本の歌謡界が変わろうとしていた頃。単純な七五調ではない旋律を持つ「喝采」は、2人の似たような音楽的なルーツが生んだ傑作だ。その後、細川たかしさんの演歌などを手掛けたのも、どんな音楽にも心を開いていたからだろう」
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