安倍寧さん、中村泰士さんには「作曲家としてジャンルを超えた発想があった」

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安倍寧さん、中村泰士さんには「作曲家としてジャンルを超えた発想があった」
 ちあきなおみさんのヒット曲「喝采」などを手掛けた作詞作曲家の中村泰士(なかむら・たいじ、本名泰士=たいし)さんが20日午後11時50分、肝臓がんのため大阪市内の病院で死去した。81歳。奈良県出身。葬儀・告別式は近親者で行った。喪主は長男修士(しゅうじ)氏。
音楽評論家の安倍寧さんの話「ジャズやロカビリーの影響を強く受け、歌手として大阪の歓楽街での流しも経験した中村泰士さんには、作曲家としてジャンルを超えた発想があった。米軍キャンプで歌ってきたちあきなおみさんと出会ったのは、日本の歌謡界が変わろうとしていた頃。単純な七五調ではない旋律を持つ「喝采」は、2人の似たような音楽的なルーツが生んだ傑作だ。その後、細川たかしさんの演歌などを手掛けたのも、どんな音楽にも心を開いていたからだろう」

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[紹介元] 「芸能社会」の最新ニュース – SANSPO.COM(サンスポ・コム) 安倍寧さん、中村泰士さんには「作曲家としてジャンルを超えた発想があった」