大みそかで活動休止する人気グループ、嵐。21日からメンバーを1人ずつ日替わりで特集する企画「Thanks ARASHI 5人の輝跡」がスタート。第5回は大野智。
大野智はジャニーズJr.時代から歌やダンスのスキルが高く、1997年から約2年、京都の劇場で舞台に立ち続けた。
当初は芸能界に興味がなく、ジャニーズを辞めようとしていたが、嵐のメンバーに最年長で選出。リーダーになったのは「じゃんけんで勝ったから」と淡々。「リーダーだと思って何かをやったことはない。ただのあだ名くらいに思っています」といい意味で“らしくない”のが魅力だ。
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大野は異才の人でもある。趣味は釣り。温厚でシャイだが、ステージで歌って踊ると一変。アートの個展を開き、日本テレビ系「24時間テレビ」のTシャツをデザインするなど芸術家としての顔も持ち、「僕は仕事だけやっているとダメ。絵を描くことでちょうどバランスが取れます」と明かしている。
俳優としては、2008年のTBS系「魔王」、10年の日本テレビ系「怪物くん」などに主演。シリアスでもコメディーでも魅せる。
来年以降、メンバーがソロで活動を続ける中、大野は休止となる。「宝物以外の何ものでもない」という嵐への思いを胸に大みそかまで感動を巻き起こす。
◆大野語録
「アイドルには興味なかったですね。でも踊ったら、褒められたんです。それから踊りに興味を持ち始めました」(2014年4月、インタビュー)
「僕は仕事だけやっているとダメ。絵を描くことでちょうどバランスが取れます」(2015年7月、アート展「FREESTYLEII」)
「(嵐は)宝物以外の何ものでもない。人生の半分以上が嵐なので、永遠に輝き続けているもの」(2019年1月、活動休止発表会見)