東京都の小池百合子知事は25日の定例記者会見で、感染力の強い新型コロナウイルスの変異種が確認されている英国からの帰国者に関連し、さらに2人の感染者が判明したと明らかにした。現地に滞在歴のある20代の女性と、既に感染が判明している30代男性の家族。 変異種の流行後、英国からの帰国者関連で判明した感染者は計4人となった。重症者はいないとしている。 都によると、20代女性は17日に帰国し、発熱後の23日に受診、陽性が判明した。30代男性の家族は英国の滞在歴がなく、男性が帰国後に自宅で自主隔離している際に感染したとみられる。2人の検体は国立感染症研究所に送り、遺伝子解析する方向で調整している。 小池氏は会見で、都独自に解析チームを立ち上げるとして「国と連携しながら対策を進めたい」と述べた。
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